Works 純音楽-室内楽・打楽器アンサンブル
母なる海への讃歌 〜金管アンサンブルと打楽器のための〜
初演:逗子文化プラザホール開館10周年記念委嘱 なぎさブラス
なぎさブラスゾリステンへのオリジナル第4作品。
和太鼓と打楽器アンサンブルのための 鼓神II
2008年5月24日
林英哲・中谷満・英哲風雲の会・シュレーゲル
同年に初演した「鼓神」の和太鼓と打楽器バージョン。林英哲氏と英哲風雲の会、そして中谷満氏主宰シュレーゲルによる大熱演に初演でした。
独奏ヴァイオリンのための「譚歌 II」
アルバム「祈りII」に収録/2007年11月16日紀尾井ホール
「譚歌I」と本来は連作として想起された曲。同じく天満さんへ献呈している。
独奏マリンバのための 魂響
2007年9月15日津田ホール
犬夜叉やおりん等、数多くの僕の劇伴で打楽器を担当してもらっている小竹満里さんへ献呈された作品。
海によせる3つの断章―金管アンサンブルと打楽器、ピアノのための―
なぎさブラスゾリステン
逗子文化プラザホールのオープニングに際して委嘱された作品で、10+1の編成で、I 出航 II 潮騒 III 太平洋の3曲より構成されています。
♪ 「海によせる3つの断章」よりI Sailing 出航
五鼓聲響 -5人の打楽器奏者のための-
Ju Percussion Group
台湾の世界的打楽器アンサンブルJu Percussion Groupからの委嘱作品。大太鼓5台をメインとした大音響作品。
八座打響 -8人、または8群の打楽器のための-
洗足学園音楽大学 打楽器アンサンブル
楽器編成や演奏者数などをフレキシブルにした作品。7分以上アレグロを持続する耐久的な曲です。
Marimba Concertino for Solo Marimba and 4 Percussionists “The WAVE”
安倍圭子、アムステルダム打楽器合奏団
響画八重―8人のヴィオラのための―
群馬交響楽団のヴィオラ・セクションの委嘱により作曲。珍しい編成だったが、僕自身ヴィオラの素晴らしさを再発見できた作品でもありました。
♪響画八重―8人のヴィオラのための― 群馬交響楽団ヴィオラ・セクション(’99JTアートホール・アフィニスでの初演収録より後半部)
打楽空間―打楽器とマルチレコーダーによる立体音響のための―
ミラクル・パーカッションアンサンブルの青山円形劇場での第二回公演「打楽空間」をプロデュースした際の委嘱作品として作曲。円形という会場の特殊性を活かした打楽器(フロアと天井桟敷)と立体音響(天井4声、側面4声)による僕としては多少実験的な試みの作品。再演は青山以外ムリかも。(^^;
タブラとティンパニーのための二座打響
黒坂昇、有賀誠門
タブラ・邦楽打楽器などで活躍の黒坂昇氏とティンパニスト有賀誠門氏のために書かれた作品。構造的には親類関係にある楽器同士ですが、音響バランスに悩まされました。
三連譚画 TRIPTYCH ―15人の奏者のための―
The Pittsburgh New Music Ensemble
ピッツバーグニューミュージックアンサンブル20周年記念委嘱シリーズとして作曲。シンプルな三楽章からなる作品。
♪三連譚画 TRIPTYCH ―15人の奏者のための― ’95ピッツバーグでの初演収録より第1楽章冒頭部
七座響宴―独奏マリンバと打楽器アンサンブルのための―
安倍圭子、CONTON Percussion Ensemble
「五座響宴」のパーカッションアンサンブル版。この「響宴」シリーズは安倍さんの演奏で世界中でそりぞれのバージョンによって公演されています。
♪七座響宴―独奏マリンバと打楽器アンサンブルのための― ’94スイス=トーンハレでの初演収録より後半部
マリンバとオーボエ、サキソホーン、2人の打楽器のための五座響宴
安倍圭子、Michigan Chamber Players
マリンバ奏者安倍圭子女史の委嘱により作曲。特殊な編成であるが、マリンバをソ ロとしたコンチェルトグロッソ的作品
マリンバと日本太鼓、2人の打楽器のための四座響宴
安倍圭子、林英哲、マイケル・ユドー他/CD番号:FMCA-7043
前作「五座響宴」の改訂版。和太鼓奏者林英哲氏を迎えたマリンバと3人の打楽器のためのバージョン。
♪アルバム「CONVERSATION」より冒頭部(マリンバと日本太鼓、2人の打楽器のための四座響宴)
2人の打楽器奏者のための響應
クリス&祥子パーカッションデュオ
ミシガンパーカッションアンサンブル時代からの友人でもあるクリストファー・ハーディー氏と新谷祥子女史のために書かれた作品。民族楽器から近代打楽器まであらゆる打楽器を駆使する二人の特性を活かすよう作曲されています。
打楽器アンサンブルのための群響聲打
国立音楽大学打楽器科アンサンブルの委嘱作品として作曲。打楽器科の学生全員が参加という大掛かりなものでした。チベット密教の呪文をとり入れた妖しい(?!)作品でもあります。
6人の打楽器奏者のための打響聲應
読売日本交響楽団打楽器アンサンブル /CD番号:ALCD-7050
日本打楽器協会の委嘱作品として作曲。「本能の喚起」をテーマにした作品。叫びや詠いとしての声や丸太や竹・石など非楽音楽器やティンパニーやマリンバなどの楽音楽器を使った土俗的な作品です。
♪アルバム「打響聲應」より冒頭部(6人の打楽器奏者のための打響聲應)
笛と邦楽打楽器、西洋打楽器のための楽市七座
日本音楽集団、Michigan Percussion Ensemble
この作品もヨーロッパ滞在中に、ミシガン大学音楽協会の委嘱によりミシガンパーカッションアンサンブルと日本音楽集団のために書かれた作品。日本の「ノリ」を邦楽と洋楽の立場で表現・競演を狙いました。MPEの主宰者でもあるマイケル・ウド-氏に献呈されている。
フルート、ハープ、打楽器のための相掛 未発表
(ニューヨーク図書館蔵)
ヨーロッパ滞在中に書かれた作品。ニューヨークの国際現代音楽作曲家コンクールに入選したものの、その後火事にあい原譜を焼失。未だに初演されていないが、コンクール時の譜面 がニューヨーク図書館に所蔵されているらしい。いつか聴いてみたいものです・・・