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我が青春の甲子園
2001年03月01日
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我が青春の甲子園
2001年03月01日|コラム
前回の「映画 犬夜叉」奮闘記に続き、今回も映画「ミスター・ルーキー」の公開に合わせ、またまた映画ネタで…というスタッフのリクエストを横目に、今回は“甲子園”繋がりとして「我が青春の甲子園」と題して、僕の高校 時代のお話をば、お付き合いください。
「ミスター・ルーキー」のロケ慰問で、昨年の秋、22年ぶりに甲子園行きました。
そうなんです、我が母校、山口県立豊浦高等学校が夏の甲子園大会 に出場し、その応援団の一員としてラッパ片手に、17才の夏、僕は甲子園の アルプススタンドに立ちました。実は、その頃に僕にとって人生の方向を決める出来事が二つあったのです。
高校へ進学して、ふとしたきっかけで吹奏楽部へ入部した僕は、一年生の 秋頃から吹奏楽の楽器のための曲作りを、なんとなく始めていました。全く独 学で始めたため、最初は試行錯誤の連続で、なかなか頭の中でイメージしたものと、現実に作っていく曲のギャップに四苦八苦していました。しかし、4,5曲作っていく中で、ようやく自分でも納得の行く作品が作れるようになっていきました。もう二年生の春を迎えていました。そして、男の子としての “春”も訪れました…
僕が中学・高校と過ごしていた頃の下関は、とても封建的雰囲気のところで、 男女交際と言うのも高校でも1,2カップルしかいませんでした。もっとも男子校育ちの僕自身が、女の子と話すのが苦手だったのもあったのですが…そんな僕でも、中学校の頃から好きな女の子がいて、中学卒業時と高一の秋との、2回も告白し、そして惨敗したのでした。 その“憧れの君”が、高二の僕の誕生日に連絡をくれたのです。