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吹奏楽のための土俗的舞曲(2012年版)

　\6,171 　-　　　 個
1984年に作曲され、翌年の全国吹奏楽コンクールの課題曲として選出されたこの作品は、1987年に「オーケストラのための民舞組曲」の第5章としてオーケストラ作品に再作曲したが、その際二ヶ所が加筆された。今回2012年版として出版される当作品は、このオーケストラ版を反映した新版となっている。
　元々この作品は、作曲者が19歳の時に作曲した「ピアノのための連画」の第二曲目がベースとなっており、このピアノ曲が最初に日本の伝統的音素材を元とした作品でもある。急ー緩ー急のシンプルな三部形式だが、律動に重点を置き、土俗的な節回しとそれを執拗に繰り返す(オスティナート)書法は、作曲者の原点とも言える。
　84年版と新版との違いは、65,66小節間の2小節、及び110小節から118小節間までの9小節の加筆部分である。
　尚、85年吹奏楽コンクールの際も告知したが、Snare Drumは締太鼓、Suzuは神楽鈴が作曲者としては望ましい。

喚起の時 II 和田薫と日本音楽集団 現代邦楽作品集

(税込)　\1,800 　-　　　SOLD OUT個 -
2007年9月14日、日本音楽集団第188回定期演奏会〈和田薫 喚起の時II20年の時を越えて〉と題された和田薫の個展コンサート第２弾のライヴ盤!
1988年米国で初めて日本音楽集団と出会うこととなる「楽市七座」から、今回のコンサートのために作曲された2つの新作を含む、新旧織り交ぜた和田薫の現代邦楽作品の集大成となる一枚。アンサンブルから邦楽オーケストラまで〈一音入魂〉の世界を堪能下さい!

有馬稲子と五つの楽器ための詩劇　はなれ瞽女おりん

(税込)　\2,500 　-　　　 個
2004年一幕舞台として「語りと五つの楽器ための詩劇　はなれ瞽女おりん」が初演され、翌年から二幕ものに改訂され2007年まで再演され続けた一人語りと音楽とのコラボレーション作品。
「ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、マリンバ、そしてピアノ。語りとのバランスやおりんのキャラクター、そしておりんの心情背景を表現するために選ばれた五つの楽器は、時には語りと共に、そして物語を音楽のイマジネーションへと昇華するように作曲されている。今回収録されている16曲は、初演版と改訂版から14曲選び、新たに2曲「お玉さん」と「告白」を追加作曲した。これは舞台で語られるのとは違い、CDで聴かれるという特性上、音楽での描写をより具体的に表現したからに他ならない。
切ないまでに運命を受け入れ、それでもなお深い情愛の想いを抱くおりん―
このおりんの心情の背景に、私はいつも梵鐘の響きを感じていた。欲界に溢れるこの世で、目に見えぬものを信じたおりん。せめて梵鐘の響きがおりんの心を満たせてくれればという想いが、物語冒頭のピアノとマリンバの響きを発想させた。」
（CDライナーノートより）

和田薫の世界《喚起の時》オーケストラ作品編

(税込)　\2,300 　-　　　 個
2003年11月5日、サントリーホールで公演された和田薫の初の個展コンサート「和田薫の世界《喚起の時》」の第三部オーケストラ作品集を全曲収録。作曲者自身の指揮と日本フィルハーモニー交響楽団による渾身のライヴ録音で、当日の熱狂がここに蘇ります。特典DVDには、日本を代表する津軽三味線奏者木下伸市氏のために作曲された“絃魂”やTVアニメ「犬夜叉」のテーマによる「犬夜叉幻想」のアンコールバージョン等も収録。聴き応え、見応えのある和田薫ファン必聴の一枚。
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